不動産鑑定用語集 (た行)
- 宅地
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たくち
建物の敷地等に供することが適切であると認められる土地。
- 宅地見込地
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たくちみこみち
農地・林地等の地域から宅地地域へと転換しつつある地域内の土地。
- 建付地
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たてつけち
建物等の敷地でその敷地が同一所有者に属し、かつその所有者が自ら使用し、敷地について使用収益を制約する権利の付着していない宅地。...
- 地域要因
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ちいきよういん
対象不動産の属する地域の価格水準に影響を与える要因。 ◎地域の概況 街路の状態(幅員・系統・連続性、舗装の状態等) 交通機関との接近性(駅・公共施設からの距離等) 環境の状態...
- 地役権
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ちえきけん
一定の目的に従って、ある土地(要役地)の便益のために、他の土地(承役地)を利用する権利である。使用目的は限定されないが、相隣関係に関する強行規定には反しえないとされる(民法第280条)。 地役権の代表...
- 賃貸事例比較法
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ちんたいじれいひかくほう
賃貸事例比較法とは賃料を求める鑑定評価手法の一つである。求められた賃料を比準賃料という。 不動産の鑑定評価方式である比較方式のうち、賃料を求めるときにつかわれる。賃料算出の手順は取引事例比較法と似て...
- DCF法
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でぃーしーえふほう
対象不動産から得られると予測される純収益(総収益-総費用)のうち、収益見通しにおいて明示された期間(通常5年から10年)に予測された純収益の現在価値(各期の純収益を現在価値に割り引いた価格)の合計と復...
- デューデリジェンス
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でゅーでりじぇんす
もとは法律用語で、「当然払うべき注意・努力(Due diligence)」といった意味。不動産売買および不動産証券化などの際に、対象となる不動産について、さまざまな角度から調査・診断し、資産価値を適正...
- 特殊価格
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とくしゅかかく
文化財や宗教建築物、公共施設など一般的な市場性を持たず現況利用が前提とされ、その保存に主眼をおいた場合に適用されます。...
- 特定価格
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とくていかかく
市場性を有する不動産に関して、法令等の社会的要請を背景に一般的な市場の価値を考慮できないような場合の不動産価格で、会社更生法や民事再生法による更生目的の財産評価をするような場合に適用されます。...