不動産鑑定用語集 (さ行)
- 再調達原価
-
さいちょうたつげんか
現に存する不動産を価格時点において再調達することを想定した場合に必要とされる適正な原価の総額。 〈例えば〉新築費用など...
- 差額配分法
-
さがくはいぶんほう
継続賃料を求める手法の一種である。対象となる不動産の経済価値に即した適正な実質賃料または支払賃料と実際実質賃料または実際支払賃料との間に発生している差額を勘案して、試算賃料を求める手法である。契約の内...
- 更地
-
さらち
建物等の定着物がなく、かつ使用収益を制約する権利の付着していない宅地。...
- 支払賃料
-
しはらいちんりょう
支払賃料とは、各支払時期に支払われる賃料をいい、契約に当たって、権利金、敷金、保証金等の一時金が授受される場合においては、当該一時金の運用益及び償却額と併せて実質賃料を構成するものである。 実質賃料=...
- 借地権
-
しゃくちけん
借地借家法上の概念で、建物の所有を目的とする地上権または土地賃借権をいう(借地借家法2条1号)。...
- 収益還元法
-
しゅうえきかんげんほう
対象不動産が将来生みだすであろうと期待される純収益の現価の総和を求めるものであり、純収益を還元利回りで還元して対象不動産の試算価格(収益価格)を求める方法。...
- 収益分析法
-
しゅうえきぶんせきほう
収益分析法は、積算法、賃貸事例比較法と並んで、新規の賃料を求める場合に適用される手法である(この手法による試算賃料を収益賃料という)。基本的に、企業経営に基づく収益(注.不動産賃貸経営事業に基づくもの...
- 事情補正
-
じじょうほせい
不動産の取引にあたり、買進み、売急ぎなどの特殊な事情。
- 実質賃料
-
じっしつちんりょう
実質賃料とは、賃料の種類の如何を問わず貸主に支払われる賃料の算定の期間に対応する適正なすべての経済的対価をいい、純賃料及び不動産の賃貸借等を継続するために通常必要とされる諸経費等(必要諸経費等)から成...
- 時点修正
-
じてんしゅうせい
取引事例の取引時点と価格時点が異なり、両者において価格水準の変動が認められる時におけるその修正率。 価格時点の価格/ 取引時点の価格 = 時点修正率(%) という関係となる。...