長嶋補償コンサルタント

一般社団法人 日本補償コンサルタント協会会員

HOME > 近隣家屋調査

近隣家屋調査

工事着工前の近隣家屋への対策はどうしていますか?

近隣家屋調査とは

近隣家屋調査とは

新築工事・解体工事等に際し、周辺の家屋や工作物などを対象に行う現状調査です。

現状調査がないと、既存損傷の拡大、新たな損傷など工事の影響の有無を確認することが困難になります。

民間施設工事での必要性

公共工事等においては家屋調査は以前から行われていましたが、近年では、民間工事でも家屋調査が行われています。マンション建築・施設解体工事に伴う振動等を原因とする近隣家屋や工作物への【被害】・【影響】に関するトラブルが多く起きているからです。

なんらかの問題が起きた場合、事前の調査を行っておくことで工事前の状態を確認できるため、工事後に比較調査を行うことにより、その問題が工事による影響であるかどうかを明らかにすることができます。

調査範囲

工事の規模により調査範囲が異なります。工事の規模が大きくなれば調査対象範囲も広くなりますので、ご相談下さい。

調査項目
  • (1)家屋の全景写真
  • (2)家屋内部の調査
    • 内壁の亀裂、隙間、ちり切れ、浮き
    • 天井の亀裂、隙間、雨漏り跡、浮き
    • 床の鳴り、沈み
    • 内壁・床のタイルの亀裂、目地切れ、破損、浮き
    • 建具の建付状況
    • 柱・床の傾き状況
  • (3)家屋外部の調査
    • 外壁、軒天井の亀裂、隙間、浮き
    • 基礎の亀裂、浮き
  • (4)外構の調査
    • 塀、門柱・擁壁等の亀裂、隙間、浮き
    • 塀、門柱の傾き
    • 土間コンクリート部分の亀裂、破損、浮き
    • 塀・その他構造物の亀裂、目地切れ
  • (5)その他必要に応じての調査
    • 井戸調査
    • 騒音・振動調査
    • 電波障害


家屋調査の流れ

工事前の流れ

  1. 調査のお申込み
  2. 調査範囲の確定
  3. 調査日程の調整
  4. 事前調査の実施
  5. データ整理
  6. 納品

工事終了後の流れ

工事終了後の流れ


家屋調査の方法

図面作成(間取り・配置図)
損傷の調査
診棒によるタイルの浮きの確認 診棒によるタイルの浮きの確認

打診棒によるタイルの浮きの確認

クラックゲージによる損傷幅の確認

損傷の写真撮影 白板に損傷の種類・大きさ等を書きこみ、損傷と一緒に撮影します
内壁撮影

内壁撮影

天井撮影

天井撮影

外壁撮影

外壁撮影

傾斜の確認 傾斜計を使って、柱・塀・床等の傾きを調査します
柱傾斜

柱傾斜

塀傾斜

塀傾斜

壁傾斜

水準測量 オートレベルや電子レベルを使って、基礎・ポーチの高さ等を測定します
ポーチの高さの測定

ポーチの高さの測定

基礎の高さの測定

基礎の高さの測定

オートレベル

オートレベル

採用情報